2月23日
深夜から降り始めた雨。
午前5時30分。 雨音で目が覚めた。
居間に下りてパーコレーターに珈琲を沸かし、目覚めのブラック珈琲を飲みながらTVの天気予報に見入っていた。
残念ながら、今日は仕事になりそうもない。 この雨では風邪でもこじらせたら大変だしね。
と言う事で、今日は仕事を休み朝からバイスの前に座り込んだ。
もう間もなく。 来週はいよいよ県内の河川が一斉解禁になる。
もっとも、僕自身は解禁しても腰が重いので直ぐには川には立たない。
大体、毎年の事だが解禁2週間遅れでやっと、川を見に行くくらいなのだ。
だけれど、準備だけは毎年万全でシーズンを迎えている。 大体、次シーズンの為のフライは、シーズン中は巻かなくても済むくらいはオフシーズン中に巻き終えているし、後は追加巻き程度。
困るのは、僕のフライを狙っている友達が数名居る事。 前以て「巻いてくれ」と言う注文なら要望に応えているのだが、「そろそろ巻いている頃だろう」と、妙なタイミングでフライをせびりに来る輩が数名居るのだ。
せっかく自分で使おうときっちり巻いたモノを持って行かれる事が良くあるので、自分が使うものは「とにかく手を抜いて、適当に巻き上げる」ようにしている。
で、今日は昨年の使用頻度が多く足らなくなったモノの巻き足し。 それから、今年の前半はどうやら「寒さ」のせいで水面よりも水中でのステージが鍵になりそうと予測したので、それ様のフライを巻いてみた。

「メイフライ・イマージャー」 ソフトハックルの定番。 そこそこ釣れるし巻くのも簡単だから良く使うの。
解禁当初は、ドライよりも結果が出せるフライ。

「カディス・イマージャー」のつもり。 適当に巻くので「テーマ」が無いフライ。カディスなのかメイフライなのか、かなり曖昧なステージで活躍してくれるヤツ。巻いた自分もよく解っていないので魚達も良く解っていないと僕は勝手に解釈している。

「ソフトハックル・ウェット」 僕がお世話になっているプロショップのオーナーから伝授していただいたフライ。
もともと、#12以上のサイズで「中禅寺湖」で活躍しているパターンを、河川用にサイズダウンしたもの。
ボディに「バスタード」を使い、ハックルを「クート」を使っている。 これがかなりオールマイティで、川でも湖でも管釣りでも、場所を選ばず結果を出してくれるフライなんだ。

見たまんま。「小型のフェザーウィング・ウェット」 ボディカラーで、あらゆる水棲昆虫に対応出来る。
今回は「カディス」のパターン。 ウィングは「グレーマラード」 テイルとレッグは「パートリッジ」 ボディがティムコの「ペレットダブ」 これも簡単に巻けるフライなので量産出来る。
沈むフライばかりを午前中に巻きまくっていて、気分まで沈んできそうだったので午後から浮くパターンを巻いた。

巻き足し分の「ガガンボ」 春はこいつから魚達は反応するから去年の巻き足しでこいつを30本巻き巻き!

「ストーンフライ」 地元の山岳渓流では、こいつがパイロット的フライになるのでこいつも30本。
ここで、昼飯休憩と、本屋へちょっと出撃。
帰宅後、再びバイスの前に座る。 かなり気合が入ってきた。って言うより「タイヤーズ・ハイ」状態。
まだまだアドレナリン分泌中!

「キール・カディス」 僕のフライBOX の「エルクヘア・カディス」は7割方はこの「キール」タイプ。
フックポイントが水面下に干渉しないので、魚の出方が圧倒的に良いのでこればっかりなの。

「キール・ヘアウィング・ダン」 もう1つキールタイプ。 ヘアウィング・ダンを巻き巻き。 アカマダラやオオクママダラのハッチがピークになったときに威力を発揮する僕の5月の切り札! ボディには「R・I・R」を使い、虫っぽく見せているが、魚がこれを「虫っぽい」と理解できるかは全くの別問題。 釣れれば「虫に見えたんだなぁ」とほくそ笑んでみたりする。

今日最後に巻いたのが、「ヘアウィング・パラシュート」
このタイプのパラシュート巻くのは多いなぁ・・・ 特にメイフライは。
これはボディは「ファインダブ」使ってるけれど、大概は「グース・バイオット」使うので見た目はかなりリアルになるのだけれど、今日はここまで来て集中力が切れてきてしまい戦闘力がダウン。 目も疲れて、これを巻いた時点でギブアップ。
巻くも巻いたり 全部で・・・ 沢山! 恐らく150本くらい。 巻き終えて、自分で呆れている。 まぁ、臨時休業になってやること無かったし、ずっとTV に齧りついているよりは良いと思ったしね。
マジでエコノミー症候群になりそうだよ。
作業終了、午後6時。ほぼ12時間巻き捲っていた。 仕事でもこんなに力入れないのだけれどね。
で最後に、僕の所属している「渡良瀬ネイチャリング・アクト」の定例会が先日の夜あってね、そこで会員の方から格安で譲っていただいた「毛皮」の感触で「気分転換」

「ニュージーランド・オポッサム」のボディ・スキン。 なんでもNZでは爆発的に増殖しているらしく、駆除対象になっているらしいのだけれど、 なんか可愛そう・・・ とか言って、こいつを使って魚釣ろうってんだから、僕も偉そうなこと言えないんだけれどね。 感触がいいので「癒し」を体感! フライマンって結構病的な程、マテリアルフリークって居るんだよね。 僕もそうだったりして。
ってことで、今シーズンの使うフライは「早春から秋口用」まで、ほぼ巻き終えた事になる。

これは、僕のミッジボックス。
・・・・
・・・・もう、当分巻かんぞ!
おしまい

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深夜から降り始めた雨。
午前5時30分。 雨音で目が覚めた。
居間に下りてパーコレーターに珈琲を沸かし、目覚めのブラック珈琲を飲みながらTVの天気予報に見入っていた。
残念ながら、今日は仕事になりそうもない。 この雨では風邪でもこじらせたら大変だしね。
と言う事で、今日は仕事を休み朝からバイスの前に座り込んだ。
もう間もなく。 来週はいよいよ県内の河川が一斉解禁になる。
もっとも、僕自身は解禁しても腰が重いので直ぐには川には立たない。
大体、毎年の事だが解禁2週間遅れでやっと、川を見に行くくらいなのだ。
だけれど、準備だけは毎年万全でシーズンを迎えている。 大体、次シーズンの為のフライは、シーズン中は巻かなくても済むくらいはオフシーズン中に巻き終えているし、後は追加巻き程度。
困るのは、僕のフライを狙っている友達が数名居る事。 前以て「巻いてくれ」と言う注文なら要望に応えているのだが、「そろそろ巻いている頃だろう」と、妙なタイミングでフライをせびりに来る輩が数名居るのだ。
せっかく自分で使おうときっちり巻いたモノを持って行かれる事が良くあるので、自分が使うものは「とにかく手を抜いて、適当に巻き上げる」ようにしている。
で、今日は昨年の使用頻度が多く足らなくなったモノの巻き足し。 それから、今年の前半はどうやら「寒さ」のせいで水面よりも水中でのステージが鍵になりそうと予測したので、それ様のフライを巻いてみた。

「メイフライ・イマージャー」 ソフトハックルの定番。 そこそこ釣れるし巻くのも簡単だから良く使うの。
解禁当初は、ドライよりも結果が出せるフライ。

「カディス・イマージャー」のつもり。 適当に巻くので「テーマ」が無いフライ。カディスなのかメイフライなのか、かなり曖昧なステージで活躍してくれるヤツ。巻いた自分もよく解っていないので魚達も良く解っていないと僕は勝手に解釈している。

「ソフトハックル・ウェット」 僕がお世話になっているプロショップのオーナーから伝授していただいたフライ。
もともと、#12以上のサイズで「中禅寺湖」で活躍しているパターンを、河川用にサイズダウンしたもの。
ボディに「バスタード」を使い、ハックルを「クート」を使っている。 これがかなりオールマイティで、川でも湖でも管釣りでも、場所を選ばず結果を出してくれるフライなんだ。

見たまんま。「小型のフェザーウィング・ウェット」 ボディカラーで、あらゆる水棲昆虫に対応出来る。
今回は「カディス」のパターン。 ウィングは「グレーマラード」 テイルとレッグは「パートリッジ」 ボディがティムコの「ペレットダブ」 これも簡単に巻けるフライなので量産出来る。
沈むフライばかりを午前中に巻きまくっていて、気分まで沈んできそうだったので午後から浮くパターンを巻いた。

巻き足し分の「ガガンボ」 春はこいつから魚達は反応するから去年の巻き足しでこいつを30本巻き巻き!

「ストーンフライ」 地元の山岳渓流では、こいつがパイロット的フライになるのでこいつも30本。
ここで、昼飯休憩と、本屋へちょっと出撃。
帰宅後、再びバイスの前に座る。 かなり気合が入ってきた。って言うより「タイヤーズ・ハイ」状態。
まだまだアドレナリン分泌中!

「キール・カディス」 僕のフライBOX の「エルクヘア・カディス」は7割方はこの「キール」タイプ。
フックポイントが水面下に干渉しないので、魚の出方が圧倒的に良いのでこればっかりなの。

「キール・ヘアウィング・ダン」 もう1つキールタイプ。 ヘアウィング・ダンを巻き巻き。 アカマダラやオオクママダラのハッチがピークになったときに威力を発揮する僕の5月の切り札! ボディには「R・I・R」を使い、虫っぽく見せているが、魚がこれを「虫っぽい」と理解できるかは全くの別問題。 釣れれば「虫に見えたんだなぁ」とほくそ笑んでみたりする。

今日最後に巻いたのが、「ヘアウィング・パラシュート」
このタイプのパラシュート巻くのは多いなぁ・・・ 特にメイフライは。
これはボディは「ファインダブ」使ってるけれど、大概は「グース・バイオット」使うので見た目はかなりリアルになるのだけれど、今日はここまで来て集中力が切れてきてしまい戦闘力がダウン。 目も疲れて、これを巻いた時点でギブアップ。
巻くも巻いたり 全部で・・・ 沢山! 恐らく150本くらい。 巻き終えて、自分で呆れている。 まぁ、臨時休業になってやること無かったし、ずっとTV に齧りついているよりは良いと思ったしね。
マジでエコノミー症候群になりそうだよ。
作業終了、午後6時。ほぼ12時間巻き捲っていた。 仕事でもこんなに力入れないのだけれどね。
で最後に、僕の所属している「渡良瀬ネイチャリング・アクト」の定例会が先日の夜あってね、そこで会員の方から格安で譲っていただいた「毛皮」の感触で「気分転換」

「ニュージーランド・オポッサム」のボディ・スキン。 なんでもNZでは爆発的に増殖しているらしく、駆除対象になっているらしいのだけれど、 なんか可愛そう・・・ とか言って、こいつを使って魚釣ろうってんだから、僕も偉そうなこと言えないんだけれどね。 感触がいいので「癒し」を体感! フライマンって結構病的な程、マテリアルフリークって居るんだよね。 僕もそうだったりして。
ってことで、今シーズンの使うフライは「早春から秋口用」まで、ほぼ巻き終えた事になる。

これは、僕のミッジボックス。
・・・・
・・・・もう、当分巻かんぞ!
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