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気まぐれ釣り師の、底抜け冒険譚!

Crimson foliage.

9月28日

毎年、この時期に必ず訪れる奥日光へ紅葉を見に行ってきた。

午前3時30分起床。 簡単な朝食(野菜サラダだけ)を摂り、身支度を整えて4時40分に自宅を出る。

途中コンビニでお茶と珈琲を購入し、国道122号線を北上する。


いつもの赤沼茶屋駐車場に到着したのは6時を回っていた。 まぁ、かなりのんびりと走って来たからね。

駐車場はこの時間ですでに半分以上は埋まっていた。かなりの観光客が来ているみたい。
支度をし、お気に入りのリュックにタオルと買ってきたお茶と珈琲を詰め込み、カメラの準備をして出動。
低公害バス乗り場には20人程が乗車待ち。 僕はその人たちをやり過ごし戦場ヶ原に向かって歩き出す。

向かうは小田代ヶ原。 僕の足でゆっくり歩いて30分強で到着する筈だ。

熊出るぞ

今年もかなりの目撃例があるようだね。 いきなり要注意の看板。 でも基本的に僕はここでは鈴無しで歩くのね。熊に会いに来ているようなものだし。


小田代ヶ原エリアの鹿避けゲートをくぐり、久しぶりの小田代ヶ原。

小田代ヶ原

草紅葉が絶好調だね。 スゴイ綺麗。 しかし、展望広場はカメラマンの巣窟。一番綺麗に見れる場所に三脚立てて陣取っちゃうから、他の観光客が景色を楽しめないんだ。 ハッキリ言って迷惑この上ない。 写真撮ったんならさっさと帰ればいいのにさぁ、いつまで経っても退いてくれないから・・・ いい写真撮りたい気持ちは解るけれど、アンタらだけの場所じゃあ無いってことくらい判るだろうにね。 

貴婦人

そんなカメラマンの脇から無理やり分け入って、御存知「貴婦人」を撮影。

三脚カメラマンに嫌そうな顔されたけれど、「文句あるんかい?」って顔で睨み返してやったよ。

端っ子の方で草紅葉の綺麗な風景を記録する。

小田代の草紅葉

このアングル、僕は好きなんだよね。 右側から大真名子、小真名子、太郎、山王帽子の日光連山。 大真名子と小真名子の間にちょこっと飛び出して見えるのが女峰山。

後から次々とやって来る観光客に迷惑になるので、早々に小田代ヶ原を後にする。
北側の木道の工事が終わったらしいので、北ルートへ。

新木道出来たよ

以前から比べると、格段に歩きやすくなった新木道。 が、これも途中まででした。その内に修理されると思うけれどね。


紅葉始まった

北ルートは木洩れ日の遊歩道。 ひんやりとした空気と秋の風が心地よい。

泉門池に出て、そのまま小田代橋方面へ。

橋を渡り、湯川沿いにアップダウンの多いエリアへ突入。湯滝を目指す。

小田代橋からのんびり1時間かけて小滝に到着。 数人の釣り人の姿を眺めながらだったのでかなりスローペースだったね。

小滝

小滝の滝壺のちょっと上に釣り人発見。 「そこからじゃ、釣れてもどうやってキャッチするのかな?」 楓の木の向こう側に見えるかな? 直感で「経験不足」って気がした。 熟練者なら釣れた後の事を考えるからね。 「いい釣りをね!」

またのんびりと歩き出す。で、20分程で湯滝に到着。

湯滝の紅葉

「ここの紅葉はもう少しかな?」 前回来た時は観瀑台の工事中だったけれど、修復完了した観瀑台は、ベンチも新しくなり、とてもいい感じ。

鱒の碑

鱒の碑も健在。 

のんびりせず、今度はレストハウスの駐車場側のコースから戦場ヶ原方面へ引き返す。

小滝の左岸側から再び北コースへ戻り、泉門池へ。ここで小休止。

お茶を一口飲んで、体が冷えないうちに再び歩き出す。

戦場ヶ原エリアへ突入。

今度は木道が平坦になるので歩きやすい。 途中、大学生らしきの団体とすれ違う。

「もう少しで“センモンイケ”だから、そこで休憩しよう」
「お前、結構詳しいなぁ」

って会話。  ・・・・・ センモンイケ? ちょっと予習が足りないんでないかい?

笑いを堪えながら、足元の吾亦紅の花の写真撮影。

吾亦紅ピンボケ

可笑しくて、手元が震えてピンボケになっちまった。 まったく。

その団体の後から、遅れて来た女の子に声をかけられる。「何を撮っているんですか?」

吾亦紅の花だよって教えてあげたら、本気で珍しがっていたけれど「見た事ないの?」って聞いたら、なんでも初アウトドアらしいんだ。 この機会に自然の素晴らしさをたっぷりと体感して欲しいね。

青木橋

青木橋。 川面の梅花藻もずいぶん増えてきたね。 30数年前に僕が初めて1人でここへ釣りに来た時は、梅花藻が密集して、川がエメラルドグリーンだったものね。 あの頃の湯川に戻るにはまだまだ時間が必要だ。

山も色付いてきた

外山、前白根方面も色づいて来たね。

戦場ヶ原

奥の山が白根隠山だったと思ったなぁ。

男体山きれい

男体山、大真名子山、小真名子山。  この辺りまで来たら気温が上がり、汗ばんできたので着てきた薄手のフリースジャケットを脱ぎ、身軽になって散策を続ける。

戦場ヶ原の竜胆

戦場ヶ原の竜胆2

戦場ヶ原の木道の下にはリンドウの花が咲いている。 が、この時期は皆、紅葉を見に来ているので足元の彩に気が付いていない人が殆どだ。 せっかく来ているのに誰もが気付くことなく通り過ぎる小さな秋。 僕がしゃがんで写真を撮っていると、通り過ぎる人が驚いたように「こんなとこにリンドウが咲いてるよ~!」って言うんだよね。 奥日光の自然を楽しみに来ているのなら、こういう所にも目を向けないと勿体無いと思うんだ。紅葉なんて、どこ行ったって見れるでしょ?
でも、戦場ヶ原のリンドウはここでしか見れないんだからね。

日光の山々2

右から、大真名子、小真名子、太郎山、山王帽子山。一番手前の裾野が三岳。

湯川

僕の定番。湯川のベストビューポイント。ここからの湯川の風景が一番好きなんだ。

湯川2

川面に紅葉の色が映っていたよ。

稚魚いっぱいおった

で、その足元の溜まりに小さな命。 カワマスの稚魚が沢山泳いでいた。この川で誕生した小さな勇者たちはいつの日か出会う運命にあるのかな? なんて考えていた。 着実に続いている世代交代に感動を覚える。

で、その逆も然り。

釣り糸が

ルアーマンの置き土産。  「バカヤロ! 回収して行けっ!」 釣りは水の中に棲んでいる魚たちと戯れるスポーツです。木に引っ掛けるものではありません。 ってか、きちんと投げられるようになってから実釣に移行して欲しい。
まだまだだなぁ。木に引っ掛けるようじゃあキャストの練習不足でしょう。サミング出来なくてテンプラやらかすとこういうことになる。 これでまた釣り人の評判が悪くなる。
ここは国立公園なんだから、ゴミは捨てちゃいけないんだ。 こういうモノを回収して行くことも釣り人のマナーです。 ちょっとガッカリ・・・

木道を占領する三脚カメラマンや木道で並んで歩いてくる連中に嫌気がさし、早々に戦場ヶ原から撤収。

駐車場に戻ると、駐車待ちの行列。 折角来たんだから意地でも景色みたいんだろうね。 待っている車が多いので、さっさと赤沼駐車場を出る。

次に、毎年秋には必ず立ち寄る「さかなと森の観察園」へ!

入場料を支払い、ペレットを受け取る。 僕の場合はナイショのサービスされちゃうんだけれどね。

一気に紹介

観察園

「ニッコウイワナ」

観察園2

「レイクトラウト」の幼魚

観察園3

「カワマス」 ブルックトラウトの方が馴染みやすいかな? 僕は昔から「パーレットマス」

観察園5

ヒメマス 日光を代表する魚だね。婚姻色の“ブナ”が出ていて綺麗。

観察園14

こっちはその幼魚。 銀ピカで食べるととても美味しい。中禅寺湖畔のレストランで料理が食べれる。

観察園8

「チョウザメ」 これはベステル。 1980年に導入されたオオチョウザメの雌とコチョウザメの雄の交配種なんだって。

この日は僕の最近知り合ったTさんはお休みだったみたいでいらっしゃらなかったけれど、ここにはちょくちょく遊びに来ているんで、その時は会えるかな?

観察園7

ここの資料館に来るのが楽しみなんだ。 ここには奥日光の魚に関する歴史が詰まっているんだ。 歴史好きの僕には堪らないスポット。 

それから、入り口の脇にある「おさかな情報館」で遊ぶ。 お魚クイズってのがあって、ちょっとやってみたら課題が4つあってすべて全問正解しちゃった。 認定証ってものを発行してくれるみたいだけれど、恥ずかしいからやめた。
今度、友達の子供二人を連れてきたやりたいな。かなりお魚好きの中学生だからね。きっと興味持ってくれると思う。


久々の奥日光探訪(毎年何度も来ているから、探訪もなにもないんだけれどね)
今度はカラマツの落ち葉とカンボクの赤い実が生る頃に訪れてみよう。

おしまい
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