10月13日
今年3回目の「奥日光詣」に出かけて来た。
本格的な紅葉までには少し早かったかもね。まぁ下見ってことでね。
午前4時30分、自宅を出発。 赤沼駐車場まではのんびり2時間くらいのペースで車を走らせる。
日足トンネルを抜け、国道122号線と120号線の交差点、細尾大谷橋の手前の信号でちょっとしたハプニング。
国道上をノソノソとうろつく黒い塊。 「リアル・プーさん」
対向の車も停まっていた。 僕も車を急停止させ、様子を窺ってみたよ。 体長80㎝程の若いツキノワグマ。
山で遭遇することを警戒して、熊除け鈴やホイッスル、場合によってのナイフを準備しておくのだが、まさかこんな人家の多い場所で、しかも国道で出くわすとはね。対向のドライバーが携帯で話をしていたので、恐らく警察にでも連絡をしていたのだろね。
因みに、熊五郎1号はそのまま反対側の土手を駆け上って姿を消した。 突然のことで写真までは撮れなかったけれど、幸先の良い? 悪い?遭遇だったよ。
いろは坂を上る。 道中、ニホンザルの群れと遭遇。 窓を開けてちょっと眼力対決をして揶揄ってみたら、威嚇し返された。
顔真っ赤(当たり前か)にして、相当頭にキテいたみたい(笑)
その後間もなく、ホンドジカと並走することに。 ゆっくり坂道を登っていたら、車窓左側に何か動く物体が視野に入った。
ちらっと見たら鹿が並走してた。
「今朝は随分と動物に出くわすな??」
嫌な予感が頭を過ぎる。 そういえば過去にもそんな事があったなぁ。 こんな時には決まって動物に遭遇する回数が増えるんだよな。
6時20分 赤沼茶屋駐車場に到着。 僕の車を含めて止まっている車は10台弱。
準備をして、軽くストレッチをしてから戦場ヶ原方面へ。

思っていた通り気温が低い。速乾性の良いシャツと保温性の良いパーカーを着込み、出撃!
戦場ヶ原入り口の分岐まで約200m。 脇を流れる沢にはこの季節はカワマスが良くさし上がる。 やはり居た。


25㎝くらいのカワマス。 コイツの他に目視確認で3匹さして来ていたね。

この分岐を小田代ヶ原方面に直進する。
早朝なので誰も居ない。 聞こえるのはコゲラの木を叩く音と、何かの野鳥の囀り。あと風が吹く音。今日はやや強めの風が吹いている。 ちょっと不気味な静けさ・・・ 慣れてはいるけれどね。

先日の台風で折れた木。 年老いた木や枝が折れて、それがまた土に還る。自然のサイクルを垣間見る。

紅葉はまだまだこれからって所だね。 とくに赤沼周辺はね。北はもう少しマシかな?
戦場ヶ原の南端に出る。

草紅葉は絶好調! 地味だけれど綺麗だなぁ・・・ しかし寒ぃぃ~
体が冷える前に歩き出す。

小田代に近づくと、木々の間の紅葉が目立ってくる。 コントラストがまたなんとも良いですなぁ!
目の保養を楽しみつつ、小田代ヶ原エリアに入る。

こんな指標が最近目立つんだよね。

ゲートを通過し、小田代エリアへ!
ここを通過し、一旦エリアに入り、しばらく歩くとアスファルトの道路に出る。無公害バスの通る千手ヶ浜までのルートだ。
で、再びゲートを出て、道路に出たところで2度目のサプライズ!
赤沼方面の道路上に黒い塊。 大きさは今朝見たやつとあまり変わらない。 僕との距離、目測約15m。 僕が振り向き気が付いた時には、プーさんも僕に気が付き2人して金縛り状態。
無警戒だった僕は、先ず腰のナイフに手が伸びる。 プーさんも頭を低くして臨戦態勢。 な~んかやる気満々だった気がする。
僕は「ここでやらかせば、良くも悪くも新聞沙汰だなぁ?」 「この間の群馬のオッチャンみたいに空手殺法で熊撃退・・・」いやいや、「アラフィフのオッサン、熊に立ち向かい呆気なく撃沈!」いやいや・・・ などと阿呆な考えが脳裏を過ぎる。
暫くの間、プーさんと睨めっこをやらかし、プーさんが後退してくれた。 少しずつ下がって右側の山の斜面に駆け上って姿を眩ます。
取り敢えずは「(´▽`) ホッ」である。 しかし、慣れというモノは感心するもので、以前は焦りとパニックでどうする事も出来なかったのに、前回(今朝ではなく)もそうだったけれど、恐ろしく冷静に行動が出来ていた。まぁ、会った瞬間はうわって感じるけれどね。
人生で初の「1日2回遭遇」 そして、接近距離ではベスト2かな? 過去にはとんでもなく近くで出会っちゃったからね。あの時は「ダメだこりゃ」って感じたしね。 それに比べれば今回は近かったけど、多少の距離はあったよ。プーさんに嵐は吹かれたけれど。
よく見ると可愛い顔してんだ、あいつら!
気を取り直して、小田代展望台に向かう。
なんか、TVの撮影をして居たなぁ・・・ TVカメラ担いだ兄さんと、スタッフが約10名。カメラ回してたから、気を使って忍び足だよ。
まぁ直ぐに車で移動しちゃったけれどね。
その後は展望台は僕一人になっちゃったし。

「貴婦人独り占め」 草紅葉もいい感じ。
で、朝ごはんの「焼きそばパン」と「山葡萄茶」でマッタリ~


間もなく背景も色付いてくることだろう。
一休みしてから戦場ヶ原に向け歩き出す。北側ルートを泉門池方面へ。

「ノアザミ」 もう花もお終いだね。 また来年な!

「なんかの実」 よくわからん! 多分、「ユキザサ」かなんか・・・

何だコレ? 「ノコンギク」かなんかだな。

「泉門池」 カメラマンが1人居ただけ。 あとはだ~れも居ない。 まぁ、時間が時間だからね。この時点で午前8時30分。
恐らく、湯滝方面へ向かえば修学旅行のガキンチョ共に遭遇するだろうね。時間的に、アレが動き出すのが午前9時前後だからね。

「カワガラス」 コイツ等、水中を歩き回ってエサの水生昆虫やサワガニなどを捕って食べるんだよね。

地味だけどズングリしてて可愛い。

「小田代橋」を渡り「湯滝」方面へ。
湯川沿いの紅葉を眺めながらのんびり散策。



楓、椛は綺麗に色付いてるね。

湯川名物「マシュマロマン」 実はコレ、湯川の水源の「湯ノ湖」に大繁殖している「コカナダモ(外来水生植物)」が分解された糖分が原因だって話だよ。

湯滝近くの名もないような沢筋にカワマスのペアを確認。
どうやら産卵準備御ようだね。 因みにこの沢筋は以前に調査済み。最上流部は一跨ぎ程度だけれど、川底が砂と小砂利の混ざった部分があるので、産卵床はその辺りでしょうね。遊歩道から300m強奥に行ったところね。因みに道はないよ。

「湯滝」到着。 予想通り、湯滝レストハウスの手前でガキどもの集団に遭遇。「おはようございま~す」の絨毯爆撃に合う。
レストハウスで、ミネラルウォーターを購入して、湯ノ湖まで腹の立つ階段を昇る。

ダラダラ階段を昇り終わって、湯ノ湖湖畔に辿りつくと直ぐにきつい洗礼を受ける。 息が切れている状態で温泉独特の硫化水素の洗礼だ。

ここが臭いの元。 ここから硫化水素の臭いが漂うんだ。 あれが堪らんのよ!
今日はここまでにしておきます。 眠たいから・・・ 続きはまた。
おしまい

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今年3回目の「奥日光詣」に出かけて来た。
本格的な紅葉までには少し早かったかもね。まぁ下見ってことでね。
午前4時30分、自宅を出発。 赤沼駐車場まではのんびり2時間くらいのペースで車を走らせる。
日足トンネルを抜け、国道122号線と120号線の交差点、細尾大谷橋の手前の信号でちょっとしたハプニング。
国道上をノソノソとうろつく黒い塊。 「リアル・プーさん」
対向の車も停まっていた。 僕も車を急停止させ、様子を窺ってみたよ。 体長80㎝程の若いツキノワグマ。
山で遭遇することを警戒して、熊除け鈴やホイッスル、場合によってのナイフを準備しておくのだが、まさかこんな人家の多い場所で、しかも国道で出くわすとはね。対向のドライバーが携帯で話をしていたので、恐らく警察にでも連絡をしていたのだろね。
因みに、熊五郎1号はそのまま反対側の土手を駆け上って姿を消した。 突然のことで写真までは撮れなかったけれど、幸先の良い? 悪い?遭遇だったよ。
いろは坂を上る。 道中、ニホンザルの群れと遭遇。 窓を開けてちょっと眼力対決をして揶揄ってみたら、威嚇し返された。
顔真っ赤(当たり前か)にして、相当頭にキテいたみたい(笑)
その後間もなく、ホンドジカと並走することに。 ゆっくり坂道を登っていたら、車窓左側に何か動く物体が視野に入った。
ちらっと見たら鹿が並走してた。
「今朝は随分と動物に出くわすな??」
嫌な予感が頭を過ぎる。 そういえば過去にもそんな事があったなぁ。 こんな時には決まって動物に遭遇する回数が増えるんだよな。
6時20分 赤沼茶屋駐車場に到着。 僕の車を含めて止まっている車は10台弱。
準備をして、軽くストレッチをしてから戦場ヶ原方面へ。

思っていた通り気温が低い。速乾性の良いシャツと保温性の良いパーカーを着込み、出撃!
戦場ヶ原入り口の分岐まで約200m。 脇を流れる沢にはこの季節はカワマスが良くさし上がる。 やはり居た。


25㎝くらいのカワマス。 コイツの他に目視確認で3匹さして来ていたね。

この分岐を小田代ヶ原方面に直進する。
早朝なので誰も居ない。 聞こえるのはコゲラの木を叩く音と、何かの野鳥の囀り。あと風が吹く音。今日はやや強めの風が吹いている。 ちょっと不気味な静けさ・・・ 慣れてはいるけれどね。

先日の台風で折れた木。 年老いた木や枝が折れて、それがまた土に還る。自然のサイクルを垣間見る。

紅葉はまだまだこれからって所だね。 とくに赤沼周辺はね。北はもう少しマシかな?
戦場ヶ原の南端に出る。

草紅葉は絶好調! 地味だけれど綺麗だなぁ・・・ しかし寒ぃぃ~
体が冷える前に歩き出す。

小田代に近づくと、木々の間の紅葉が目立ってくる。 コントラストがまたなんとも良いですなぁ!
目の保養を楽しみつつ、小田代ヶ原エリアに入る。

こんな指標が最近目立つんだよね。

ゲートを通過し、小田代エリアへ!
ここを通過し、一旦エリアに入り、しばらく歩くとアスファルトの道路に出る。無公害バスの通る千手ヶ浜までのルートだ。
で、再びゲートを出て、道路に出たところで2度目のサプライズ!
赤沼方面の道路上に黒い塊。 大きさは今朝見たやつとあまり変わらない。 僕との距離、目測約15m。 僕が振り向き気が付いた時には、プーさんも僕に気が付き2人して金縛り状態。
無警戒だった僕は、先ず腰のナイフに手が伸びる。 プーさんも頭を低くして臨戦態勢。 な~んかやる気満々だった気がする。
僕は「ここでやらかせば、良くも悪くも新聞沙汰だなぁ?」 「この間の群馬のオッチャンみたいに空手殺法で熊撃退・・・」いやいや、「アラフィフのオッサン、熊に立ち向かい呆気なく撃沈!」いやいや・・・ などと阿呆な考えが脳裏を過ぎる。
暫くの間、プーさんと睨めっこをやらかし、プーさんが後退してくれた。 少しずつ下がって右側の山の斜面に駆け上って姿を眩ます。
取り敢えずは「(´▽`) ホッ」である。 しかし、慣れというモノは感心するもので、以前は焦りとパニックでどうする事も出来なかったのに、前回(今朝ではなく)もそうだったけれど、恐ろしく冷静に行動が出来ていた。まぁ、会った瞬間はうわって感じるけれどね。
人生で初の「1日2回遭遇」 そして、接近距離ではベスト2かな? 過去にはとんでもなく近くで出会っちゃったからね。あの時は「ダメだこりゃ」って感じたしね。 それに比べれば今回は近かったけど、多少の距離はあったよ。プーさんに嵐は吹かれたけれど。
よく見ると可愛い顔してんだ、あいつら!
気を取り直して、小田代展望台に向かう。
なんか、TVの撮影をして居たなぁ・・・ TVカメラ担いだ兄さんと、スタッフが約10名。カメラ回してたから、気を使って忍び足だよ。
まぁ直ぐに車で移動しちゃったけれどね。
その後は展望台は僕一人になっちゃったし。

「貴婦人独り占め」 草紅葉もいい感じ。
で、朝ごはんの「焼きそばパン」と「山葡萄茶」でマッタリ~


間もなく背景も色付いてくることだろう。
一休みしてから戦場ヶ原に向け歩き出す。北側ルートを泉門池方面へ。

「ノアザミ」 もう花もお終いだね。 また来年な!

「なんかの実」 よくわからん! 多分、「ユキザサ」かなんか・・・

何だコレ? 「ノコンギク」かなんかだな。

「泉門池」 カメラマンが1人居ただけ。 あとはだ~れも居ない。 まぁ、時間が時間だからね。この時点で午前8時30分。
恐らく、湯滝方面へ向かえば修学旅行のガキンチョ共に遭遇するだろうね。時間的に、アレが動き出すのが午前9時前後だからね。

「カワガラス」 コイツ等、水中を歩き回ってエサの水生昆虫やサワガニなどを捕って食べるんだよね。

地味だけどズングリしてて可愛い。

「小田代橋」を渡り「湯滝」方面へ。
湯川沿いの紅葉を眺めながらのんびり散策。



楓、椛は綺麗に色付いてるね。

湯川名物「マシュマロマン」 実はコレ、湯川の水源の「湯ノ湖」に大繁殖している「コカナダモ(外来水生植物)」が分解された糖分が原因だって話だよ。

湯滝近くの名もないような沢筋にカワマスのペアを確認。
どうやら産卵準備御ようだね。 因みにこの沢筋は以前に調査済み。最上流部は一跨ぎ程度だけれど、川底が砂と小砂利の混ざった部分があるので、産卵床はその辺りでしょうね。遊歩道から300m強奥に行ったところね。因みに道はないよ。

「湯滝」到着。 予想通り、湯滝レストハウスの手前でガキどもの集団に遭遇。「おはようございま~す」の絨毯爆撃に合う。
レストハウスで、ミネラルウォーターを購入して、湯ノ湖まで腹の立つ階段を昇る。

ダラダラ階段を昇り終わって、湯ノ湖湖畔に辿りつくと直ぐにきつい洗礼を受ける。 息が切れている状態で温泉独特の硫化水素の洗礼だ。

ここが臭いの元。 ここから硫化水素の臭いが漂うんだ。 あれが堪らんのよ!
今日はここまでにしておきます。 眠たいから・・・ 続きはまた。
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